エスペラント系のイベント種類に参加しました。
Bonan tagon! アムリラートにどっぷりな岩沢つぐみです。
6月の『夢現Re:Master』と『じんるいのみなさまへ』の発売、楽しみですね。あと、『やがて君になる』が8巻をもって完結するとか。早く読みたいような、完結しないでほしいような……。
八ヶ岳エスペラント集中学習
八ケ岳エスペラント館（山梨県北杜市）
4月の下旬にエスペラントの初級通信講座を開始し、5月3日から5月5日の3日間の日程で行われたエスペラント初級/中級講座受講者を対象とした集中学習に参加してきました。講師の藤巻氏や世話役の方を入れて15名ほどという小規模な学習イベントでした。
ただ、各々のペースで学習できる環境でしたので、名前のとおり集中して勉強をすることができました。早い人は初日の早々に初級講座を終え、残りの期間で中級独習の約1/3を終わらせるという驚異的なスピードでした。私はさすがに、それほど早く進めることはできませんでしたが。
また、この学習イベントにはJ-MENT氏も参加しており、『ことのはアムリラート』や『いつかのメモラージョ』の製作に関する小話を聴かせていただきました。
と、この学習イベントだけで記事を書こうと思っていたのですが、2日目があいにくの天気で周囲の散策ができず本当に勉強漬けとなり、J氏のお話も（一線は守っていましたが）記事にしてよいのかわからず、諦めました。
ちなみに、凜に関するこの内容もその際お話しいただきました。
第68回関東エスペラント大会
さて、今回の本題となる「第68回関東エスペラント大会」が5月25日と5月26日に亀戸で開催されました。関東エスペラント大会については前回の記事『関東エスペラント大会、の「ことのはアムリラート」コラボイベントに行ってきました』に記載していますので、ご覧ください。建物の外観撮り忘れました……。
私は去年に引き続き、『ことのはアムリラート』招待枠で参加しました。エスペラントの歌『La Espero』の斉唱から始まり、代表のあいさつといった"あるある"な内容もありました。
東日本大震災被災地支援活動
プログラムの中に『唐丹小中学校へピアノ寄贈の寄付のお願い』についての話がありましたので紹介します。東日本大震災で被災した釜石市唐丹町への支援を行っていますが、2020年3月にて支援活動が終了します。終了に伴い学校側から、2020年の3月に今までの感謝を込めたお礼の会を開催する提案があったそうです。
その中で、支援団体側から最後の思いを込めて学校に新品のピアノを寄贈しようという話があります。というのも、震災後に東京芸術大学から練習用のピアノを寄贈されたものの、調律の際に使用の限界にきていると指摘を受けたためです。
関心のある方は「EEC唐丹希望基金2020」よりお問い合わせを。
講演
午前中はその他に『Paco sur Korea duoninsulo kaj Japanio（朝鮮半島の平和と日本）』（チャン・スミ氏 - 韓国）や『Spertoj dum mia restado en Ĉinio（中国滞在で考えたこと）』（佐々木照央氏）の講演がありました。前者は多少なりとも政治的・歴史的な話があり当ブログの趣旨とは合わないため、後者は通訳がなく一割も理解できなかったため、内容は割愛させていただきます。
分科会
お昼を挟んで分科会が行われました。私は『Kurso de Esperanto』に参加しました。これはアムリラートからエスペラントの世界に入った人向けの簡易講習で、次のプログラムに向け、基本となる文法の16ヶ条など簡単な内容を学びました。この際、基本的な単語が載った紙（A3両面印刷）が配布されましたが、まだまだ実力不足を感じるばかりです。そして付け焼刃のエスペラント力が試される『Praktiko de Esperanto（エスペラントの実践）』です。こちらはJ氏が作成してきたエスペラントのテーブルゲームを行うものでした。
簡単なルール説明を。まず原形副詞（36種類）か前置詞（33種類）のどちらかを選択します。次にその中から自身が選んだ単語数個と、ランダムに選ばれる単語うち意味を答えられたもの、誤答で空欄となった箇所の計6個が選ばれます。そしてその中からランダムに1個が選ばれ、エスペランティストの方がそれを使用した短文を読み上げるので、日本語に訳すというものでした。空欄を引いてしまうとその時点でゲームオーバーなので、最初に間違えるほど不利になっていきます。
私は1つ間違えたので計5個+空欄の中から"malgraŭ"を使用した文が出題されました。本題の日本語訳はなんとか正解し、景品として以下4種類の中から凜をいただきました。他の参加者はあまり凜を選びませんでしたが、凜が不人気なのではない、ルカが人気すぎるんです！
ルカのみ輪郭に沿って切っているJ氏がとても大変そうでした。また、チラシに使うため写真の切り抜きを行っていた過去が明らかに……！
こうして17時となり、関東エスペラント大会は終了しました。まだまだ初学者から抜けられそうにありませんが、前回より格段にエスペラント力が上がっているのが実感でき、良い体験となりました。
最後に撮影させていただいたものや恒例の戦利品です。
単語の出題用 6枚のカードを置くが、間違えると空欄となる
これに最大6枚のカードを入れて回すことで最終的な出題内容が決まる
表裏 計3種類が配られ、原形副詞か前置詞の中から計6種類が選出される
即決した景品の凜 その場でラミネート加工され、人物部分が若干盛り上がっている
ゲームで使用されたカード レイさんが原形副詞、カナーコが前置詞、ルカ8歳に自分で選んだ単語を記述する